京都二日目は、三十三間堂、八坂神社、高台寺、建仁寺、京都博物館の東山エリアを巡ります。
朝8時過ぎ、ゲストハウスを出発して、しばらくすると通学路の見守りをされている方と出会いました。
こんなに古い歴史の町でも当たり前ですが、私たちと変わらない日常があるのですね。
元気に「おはようございます。」と挨拶を交わし、進むとすぐに三十三間堂が現れました。
太閤塀と呼ばれる長い築地塀は地図を調べるまでもなく、すぐに三十三間堂だとわかります。
私にとって、三十三間堂と言えば宮本武蔵です。
吉川英治が書いた『宮本武蔵』で、吉岡一門と宮本武蔵が決闘をした場所です。
実際は別の場所だったそうですが、頭の中で決闘の場面を勝手に想像しつつ、しばし小説の世界に浸りました。
また、1001体の仏像の中には必ず自分の顔に似た仏様がいると言われます。
個性的なお顔をした仏像を見ていると、私たち一人一人がちゃんと仏様のご加護をいただいているのだと感じました。
次はしばらく東大路通りを歩いて八坂神社へと向かいました。
今日は5月14日ですが、日差しはもうしっかり夏です。
折り畳みの雨傘を日傘代わりにして日陰を選んで歩きます。
八坂神社の境内すぐに縁結びの神様がいらっしゃいましたので、娘と息子の良縁を祈願しました。
八坂神社から高台寺へと向います。
丸山公園から高台寺へ向かう抜け道は、ねねの道として知られていますが、趣のある建物が多く、閑静な場所です。
また、新緑の鮮やかな緑とそこから漏れる日差しのキラキラが何とも言えません。
連休明けということもあり、それほど人も多くなく、ゆっくりと見ることができました。
朝ごはんは部屋で軽く済ませただけなので、早めのランチにします。
次は建仁寺へ行きたいので、そのあたりでお店を探し、東山安井の交差点から少し入ったところの『ごはんや村上』さんに行きました。
京都のおばんざい9品が小皿で出てくる豆皿定食(1,980円)を頼みましたが、これが大正解。
どれもあっさりした上品な味付けで、また味噌汁のおいしいこと。
この値段でこのランチが味わえるなんて本当にラッキーでした。
お店のすぐ近くに安井金毘羅宮があります。
縁切り縁結びの神社で有名で、大きな石の穴をくぐってお願い事をします。
おもしろそうなので寄ってみます。
すると、突然小さな手が私の手をつかみました。
見ると、3才くらいの男の子が私の手をつないでいます。
お母さんが申し訳なさそうに離そうとしますが、抵抗して何度もつなごうとします。
言葉が通じなかったので、外国からの観光客だとは思いますが、なぜ私だったのでしょうか。
今でも小さな柔らかい手の感触が残っていて、思わず抱きしめたくなる感覚が忘れられません。
とても印象に残った出来事でした。
さて、お目当ての建仁寺へ行きます。
京都最古の禅寺で、風神雷神図屛風や法堂天井の双竜図、数々の襖絵や枯山水庭園などなど見どころ満載です。
とりあえず片っ端から写真を撮りますが(自撮りや三脚は禁止ですが、レプリカのため撮影は許されています)、なにせ写真のセンスがありません。
こんなとき、いつもは娘に写真を撮らせて、後でラインで送ってもらっています。
ひとり旅を楽しむツールとして、写真の撮り方も勉強したいなと感じました。
最後は、国立博物館です。
今は北野天神の特別展をやっています。
やはり見ごたえは十分。
あまりにも展示物が多いので、何度も休憩しながらまわります。
秋には『源氏物語 王朝のかがやき』、来年は『京都国立博物館開館130年記念 大狩野派』と興味をそそられるものが目白押しです。
それに通常展示の時も来たいし。
さて、暑さもあって、疲れもピークです。
思いっきり甘いものが食べたくなって、京阪七条駅そばの『喫茶アマゾン』であんトーストとコーヒーを注文しました。
たっぷりのあんこの上にアイスがのっていて、おまけに生クリームも添えてあります。
ここはメニューがたくさんあって、値段もお手頃です。
店員さんも気さくで、京都の夏の暑さはこんなものではないとお話ししてくれました。
これで私の京都の二日目が終了です。
明日は最終日です。
最後まで楽しみます。